正社員になりたい人はこれから始めよう【期間工から正社員】

 このエントリーをはてなブックマークに追加 

こんにちは。管理人のトナカイです。

 

本日は「期間工から正社員登用試験を受けたい」

 

という人へ耳寄りな情報を紹介したいと思いますが、あくまでも1例になるので、人によっては合う合わないもありますので取り組めそうな事があればやる、くらいの気持ちで読み進めてください。

 

期間工から正社員登用になる場合、

 

10代は勢い
20代は低姿勢
30代は戦略的に取り組めば、正社員登用も近いと思います。

 

今回は30代の方向けに書いていこうと思います。

 

正社員何してんの?を無くす事からスタート

期間工から見てみると、正社員はある程度自由に動いているように見えます。

 

正社員はライン外作業が多かったりしますし、急に工程移動があったりして、一緒に働いていると

 

「あの人遊んでるんじゃないの?」

 

というように見えたり、

 

「あの人楽でいいよなぁ」

 

と見えたりします。

 

実際ライン外作業は楽なことが多いんですが、それは期間工の仕事だけに言えることかもしれません。

 

例えライン作業だとしても、正社員は求められるレベルが違います。

 

正社員が組長やTL(チームリーダー)から指導を受けている場面を見た時には、何を言われてたのか後で聞いておく事をおすすめします。

 

正社員を目指す場合、期間工のうちにやるべき事は、「いつも何やってるんですか?」という感じの、何をやっているか知らないということを無くす事だと管理人は思っています。

 

そのためには社員とのコミュニケーションが不可欠ですし、自分の組の正社員がどこで何の仕事をしているのか、興味をもって知る事が大事です。

 

たまにずっと床掃除してたり、壁の補修をしてたり、必要だろうと思うものまで撤去し始めたりします。

 

これは正社員登用を受ける人にとってはチャンスです。

 

その時は、

 

「あれ何してたんですか?」

 

と聞いてみましょう。

 

「工場長が視察するらしい」

 

「部長が見に来るらしいから掃除している」

 

「本社から副社長が来るらしい」

 

ともなるともうお祭り騒ぎじゃないですか。そんな情報がゲット出来たなら、

 

「そういえばあの区画も目立ちますよね」

 

というアドバイスを考えてみましょう。

 

そうすると評価が上がりますね。

 

正社員が何やってるかを把握する

期間工がライン作業に必死になっている時に正社員が何やっているかを把握するようにしましょう。

 

なぜかというと、正社員になってその動きをするのは自分だからです。

 

なので今やるべきことは、もちろん日々の業務を徹底して取り組む事はやるんですが、正社員が今何をしていて、それに対して自分にできることがあるかどうかを考えてみましょう。

 

できる事がありそう、またはやった方が良さそうな事があれば上に提案してみましょう。

 

でも、1つ注意することがあります。

 

それは批判的に進めてはダメということです。

 

下から下から行きましょう。

 

ウザがられるような食いつき方をすると逆効果です。

 

雑談の中で進めていきましょう。

 

「あ、じゃあそれやっといてくれる?」

 

と言われ始めると正社員がぐんと近づいているはずです。
頑張ってやってみましょう。

 

正社員の習慣を知っておく

例えば朝出社して正社員が掲示物をチェックしているなら、できる限りその時間に同じ掲示物を見る。

 

「いつも何見てるんですか?」

 

「最近どうなんですか?」

 

を毎日続けてみましょう。そうすると正社員やチームリーダーが抱える課題が見えてきます。

 

例えば不良があったときに、その原因が、

 

「新人が育たないんだよねー」

 

といった愚痴なのかもしれないですし、

 

「部材の質が悪いんだよね」

 

といったことかもしれません。もしかしたら、

 

「原因が分からないんだよね」

 

かもしれません。正社員が抱えている課題をとりあえず引き出しておいて、後はライン作業の中から改善の糸口が見つかればメモにして渡してみましょう。

 

「ちょっとまとめておきましたんで時間ある時に見といてください」などさりげないアピールをすれば、結構効果的です。

 

いつも一緒にいるメンバーだから毎日話すことは割と少ないです。

 

だからこそメモみたいな小技は正社員同士の会話の話題に出やすいので結構効いたりします。

 

「あいつ結構やりおるで…」

 

ってなったら良い感じですね。

 

後はいつも会社への提出物に追われているケースが多いです。

 

ヒヤリ・ハット報告書
組全体での改善提案
省エネ提案

 

とか、とにかく色々提出物があるみたいです。
(※ヒヤリ・ハット:重大な災害や事故には至らないが、直結してもおかしくない一歩手前の事例の認知のこと。文字通り、突発的な事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりするもののこと)

 

毎月あるからネタには困っていますので、それとなく一緒に考えてあげるだけでも味方感を抱いてくれます。

 

毎月あるからこそ、多分今月もお困りかと思いまして…という提案は結構喜ばれます。

 

正社員になりたければ、正社員に味方と思ってもらえるのが近道だと管理人は思っています。

10代は素直に一生懸命働くだけで大丈夫

10代から20代前半の方は素直に一生懸命働くだけで大丈夫です。

 

ミスを少なくして、毎月の提出物をしっかり出してヒヤリ・ハットの提案も必ずやりましょう。

 

ヒヤリ・ハットとは、重大な災害や事故に直結する可能性がある一歩手前の事例の認知のことです。文字通り、突発的な事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりするものです。

 

組長が熱心であるならイベントには顔を出すくらいしておけば、問題ないでしょう。

 

なんといっても、若さは武器です。

 

若さは、武器です。(2回言ってしまいましたw)

正社員と同じ方向を見て、同じ課題を考える

個人的には組長から「お前正社員になれよ」と言われる働きをしないと正社員への道は険しいと思っています。

 

チームリーダーから欲しがられる存在になることです。

 

期間工の日ごろの働き方はまだ改善の余地があると思うべきです。

 

正社員登用を狙う期間工のプロセス

 

第1段階

自分の仕事は完璧であって、いつでも自分のコピーを作れるくらい作業に精通しておく

第2段階

できれば複数工程を受け持って、多能工化しておく

第3段階

多能工化した上で組の課題を前向きに考えて取り組む

この第3段階くらいになってようやく組長が誘ってくれるかな、というところです。

 

1〜2回遅刻しても評価は下がらないレベルにあると思います。

 

日々言われた仕事をこなす

 

→言われた仕事+課題を見つける

 

→自分から課題を見つけて提案する

 

30代以上は戦略的に動かないと厳しいと思うので、10代や20代と違う動きしていかないといけないのがポイントとなります。

 

正社員になりたい人必見!正社員に興味を持ってみましょう

 

まとめ〜正社員も元々は期間工だった〜

 

どんな戦略を取ろうとも、正社員が何をしているのかからスタートするのが良いと思います。

 

将来、正社員になれたらその仕事を受け持つことになりますし、正社員になって終わりではないので、大事なことだと思います。

 

元々期間工だった正社員もかなりいると思うので、期間工の気持ちを分かってくれている正社員もいると思います。

 

その人達と仲良くなって味方になってくれる人材になりましょう。

 このエントリーをはてなブックマークに追加