期間工が「正社員になる」という選択肢を選ぶとどうなるのか

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こんにちは。管理人のトナカイです。

 

管理人は期間工経験者ですが、期間工は、面接を受けるときからずっと

 

「正社員は目指しますか?」

 

と聞かれ続けます。

 

先にひとつの結論を言えば、

 

「いいえ。目指しません」 

 

と答えても期間工に採用されないわけではありませんし、採用されても何らかの不利益を被るような事もありません。

 

素直にあるかないかを答えれば大丈夫です。

 

会社としては、あなたが社員希望かどうかの把握をしておきたいといった感じでしょうか。

 

当然、会社側からすれば、即戦力となる期間工から正社員の枠が決まっているので、数いる期間工の正社員希望数をある程度知っておきたいのも納得です。

 

今日は、管理人の経験をもとに、会社側と期間工側の思惑について考えてみたいと思います。

 

正社員登用試験を受ける予定と答えるとどうなるの?

では、面接のときに

 

「はい。正社員を目指して頑張ります」

 

と答えると何が起こるでしょうか。

 

「良し!じゃあ正社員を目指すなら多くを知っておいたほうがいいからな!来月から新しい部署行っておいで!」

 

という事で、どこかで人員不足が起こったり、入れ替えが発生した場合、社員希望の人が優先的に選ばれるという事になります。

 

なので、

 

「この環境なら2年11か月持ちそうだから社員もありだな」

 

という事で社員になろうとすると、今までと違った組へいってらっしゃい!と言われる事になる可能性が高いのです。

 

かわいい子には旅をさせよ、というやつです。

 

なので、今の期間工ライフがラクだから正社員も有りというふうに安易に答えると、しっぺ返しをくらう訳です。

 

じゃあ「NO」と答えるとどうなるの?

いいえと答える場合も異動が無いわけではありません。

 

ただ、優先度は低いかもしれません。

 

また、会社都合で満了のタイミングで切る事はあまりないでしょうから、「はい」と答えないと長く続けられないかも?などと不安に思う事も特には必要ありません。

 

正直に答えればあなたの希望通りになる、というわけですね!

 

ウソをついて取り繕うとミスマッチが起こってしまう危険性ありです。

 

ちなみに、「社員になりたい」と答えると、

 

懇親会に参加
創意工夫の提出
ヒヤリ・ハット事例報告書の提出(※ヒヤリ・ハット:重大な災害や事故には至らないが、直結してもおかしくない一歩手前の事例の認知のこと。文字通り、突発的な事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりするもののこと)

 

などについて、もっと積極的に行うように言われる事があります。

 

積極的に活動しないと正社員になれないよ!と煽られる事も出てきます。

 

期間工面接で社員を希望しないと言っても大丈夫

先ほども書きましたが、期間工面接では社員試験を希望するかどうか聞かれます。

 

面接の場で聞かれるので、大事な事かと思う人もいると思いますが、「希望しないと答えたら期間工採用されない」ということはありません。

 

安心してください。

 

特に東京や大阪といった大都市などの面接会場を見た場合に、ほぼ毎日面接があるような時期は人が足りていない可能性があるので、希望しなくても影響は出ないはずです。

 

大都市面接でも毎日行われないような時期では、希望する人(=熱意のある人)や経験者が優先採用されるだろうとは常識的に考えられます。

 

その時どうしてもと思う場合は、面接では希望と出し、入社後配属先で聞かれた際に断るほうが無難ではと考えています。

社員希望者は多能工化がおこなわれる

社員希望者には、社員になる事を前提とした教育が実施されます。

 

早出対応が任されたり

 

ライン外作業が任されたり

 

正社員を希望しない人に比べて多くの工程を任されることになります。

 

もちろんそこで慌てふためくようであったり、責任感のない仕事をしている場合には推薦は受けられません。

 

そこから正社員への道がスタートしていると言ってもいいでしょう。

 

社員希望は取り下げてもいいのか

社員希望は途中で取り下げることは可能です。

 

社員希望を撤回する方法は、上司に一言いうだけです。

 

理由を聞かれる事もあると思いますが、その気が無くなった程度で問題はありません。

 

そのあと何か変わるかと言われれば、全く変わる事はありません。

 

ただ、1番最初にも書きましたが、会社としては社員希望者を把握しておきたいので、社員希望の期間工とは別の道を歩むことになります。

 

1度撤回したものの、再度社員希望を出したい、という場合も、基本的に同じく上司に相談すれば大丈夫です。

 

ですが、その時点で申請したものの面接のタイミングの関係上、面接が受けられなかった、という事はあり得ます。

 

なので、社員希望を出すなら1日も早いほうがいいです。

 

正社員になるためには上司の推薦を取り付ける必要があるので社員希望の場合は上司にアピールを欠かさずいきましょう。

 

部署異動は厄介払いされることはあるの?

正社員希望だから違う部署を経験させようっていうのはかなり前向きな話だと思いますが、逆に

 

「おまえは厄介だから他へ行け」

 

と言われることはあり得るのでしょうか。

 

そんなあからさまに言うようなことはありませんが、多分そういう理由だろうなと思う人を何名か見てきましたのも事実です。

 

チームリーダといっても人間なので、自分の組がより良い環境になる事を最優先に考えた時、どうしても人を出さなければいけない状況になった場合は、使いづらい人材を先に出すというのは考えられる話です。

 

適当に働いている人の場合、あちこち飛ばされることはあると思います。

 

なので一つの工程でずっと過ごしたい場合は、仕事面に関しては真面目に取り組んでおく事をおすすめします。

 

まとめ

正社員希望の場合は、自分は正社員希望であるというのをアピールし続ける必要があります。

 

他の正社員希望者との競争になるので、アピールして勝ち取るくらいの気持ちでいきましょう。

 

逆に、期間工生活をのんびりと過ごしたいひとは、無理に正社員希望とか言わず、与えられた仕事を黙々とこなしていれば煙たがられることはありません。

 

「期間工生活のあと、自分がどうなりたいのか」

 

ということを少し考えてみて、行動してはいかがでしょうか。

 

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